12/14 今日の一枚 or 今日の人物
-- 2009-12-14 Monday
繰り返し聴いてしまう、キューバの絶頂期コルトレーン的ジャズ!& more...
CHUCHO VALDES TRIO / JAZZ BATA & TEMA DE CHAKA
なんかここ数年、年の瀬も差し迫った頃になると重要作が突如やってくる。鈴木勲「自画像」や、PESCADO RABIOSO「ARTAUD」にしてもそうだ。年末年始を豊かな音楽で楽しみなさいと言われている気持ちになる。どこぞやの波動からのプレゼントなのだろうか? ということで「JAZZ BATA」を紹介しましょうか。その後、ラテン・ファンク集団イラケレを率いることになるチューチョ・バルデースが、1973年に発表した豊潤な意欲作にして異色作!革命後キューバン・ジャズの出発点とも言える記念碑的アルバムがコレなんです!!!!! まず一曲目はバンド名にもなる“IRAKERE”。絶頂期のコルトレーン・サウンドに、粘っこいパーカッションを取り入れたような素晴らしいキューバン・ジャズを聴かせてくれます。絶妙な逸脱加減を聴かせるチューチョのピアノがやはり凄い! で次の二曲目“SON N° 2”が、とにかくロスアプソン的に、みなさんに一番聴いてほしい曲!チューチョ弾く印象的な突拍子もないフレーズ&自由な演奏。MOONDOGなんかを思い出せずにはいられないポコツクしたパーカッション使い。これまたナイス・フレーズで歩むウッドベース。すき間ありありのトリオ演奏なんだけど、気持ちの良い自由な空気がいっぱい詰まっている、こった頭をゆっくりもみ解してくれるリセット的ナンバー。なんでこんな良いんだろ?まーとにかく試してみて下さい。BINGが制作したBABY-Qのストレッチ教室MIXでも使われていますよ。3曲目の“NEUROSIS”のハジけるピアノ音にWOW! 感動的リリカルな4曲目“LAUREEN”、5曲目“PALIA”にウットリです! 時代が物語る実験的でスピリチュアルな空気感を存分に楽しんで下さい。カップリングされているもう一枚の'82年作「TEMA DE CHAKA」は、大衆向けジャズ・フュージョン色が濃くなっていますので、オマケ的に楽しんで下さい。ジャケット、オリジナルのアートワークでリリースしてほしかったなぁ〜。
http://losapson.shop-pro.jp/?pid=17759218
CHUCHO VALDES TRIO / JAZZ BATA & TEMA DE CHAKA
なんかここ数年、年の瀬も差し迫った頃になると重要作が突如やってくる。鈴木勲「自画像」や、PESCADO RABIOSO「ARTAUD」にしてもそうだ。年末年始を豊かな音楽で楽しみなさいと言われている気持ちになる。どこぞやの波動からのプレゼントなのだろうか? ということで「JAZZ BATA」を紹介しましょうか。その後、ラテン・ファンク集団イラケレを率いることになるチューチョ・バルデースが、1973年に発表した豊潤な意欲作にして異色作!革命後キューバン・ジャズの出発点とも言える記念碑的アルバムがコレなんです!!!!! まず一曲目はバンド名にもなる“IRAKERE”。絶頂期のコルトレーン・サウンドに、粘っこいパーカッションを取り入れたような素晴らしいキューバン・ジャズを聴かせてくれます。絶妙な逸脱加減を聴かせるチューチョのピアノがやはり凄い! で次の二曲目“SON N° 2”が、とにかくロスアプソン的に、みなさんに一番聴いてほしい曲!チューチョ弾く印象的な突拍子もないフレーズ&自由な演奏。MOONDOGなんかを思い出せずにはいられないポコツクしたパーカッション使い。これまたナイス・フレーズで歩むウッドベース。すき間ありありのトリオ演奏なんだけど、気持ちの良い自由な空気がいっぱい詰まっている、こった頭をゆっくりもみ解してくれるリセット的ナンバー。なんでこんな良いんだろ?まーとにかく試してみて下さい。BINGが制作したBABY-Qのストレッチ教室MIXでも使われていますよ。3曲目の“NEUROSIS”のハジけるピアノ音にWOW! 感動的リリカルな4曲目“LAUREEN”、5曲目“PALIA”にウットリです! 時代が物語る実験的でスピリチュアルな空気感を存分に楽しんで下さい。カップリングされているもう一枚の'82年作「TEMA DE CHAKA」は、大衆向けジャズ・フュージョン色が濃くなっていますので、オマケ的に楽しんで下さい。ジャケット、オリジナルのアートワークでリリースしてほしかったなぁ〜。
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Posted by ヤマベケイジ 23:07 | LOS APSON? | comments (x) | trackback (x)