11/13 今日の一枚 or 今日の人物
SPiNETTA / UN MAnANA

既に何回聴いたんだろ?このスピネッタの2008年リリース最新作。聴けば聴くほどにウットリ〜〜〜、そしてフレッシュな発見があるんです!!! この手の音楽の素晴らしさって、伝えるのがホント難しんですよね〜。それこそ、PCのREAL PLAYERやMP3でちょこちょこっと聴く限りでは、ぜったい良さが伝わりづらい類の音楽なんです。何なんですかね、このPLAYボタンを何度も押させる力。このアルバム全体から滲み出てくるムード?バイブス?は、さんざん音楽を聴き漁ってきた人達をも惹きつける「魔」or「磨」的な魅力を持っています(事実、今までWEB SHOPにUPする前に、ハードコアな身内リスナーに聴かせると、だいたい買ってちゃうので今まで上げられませんでした!)。決して男性的とは言えない(中性的つー訳でもない)ボーカル、スティーリ・ダンというか、どちらかと言うとドナルド・フェイゲンのソロにあるようなクールな諦観?、耳に&心に寄りそう哀愁のメロディー、スピネッタ・ファミリーによる抑揚の利いた演奏(シンセやストリングスの入るタイミングが素晴らしい!)etc.やっぱうまく説明出来ないなぁ〜。でも、コレだけは言える! 何度聴いても、記憶にイヤラシくこびり付かない! ジャンルはまったく違うのですが、私が今まで聴いてきた部類の作品ムードに例えるなら、NICK THE RECORDの名作MIX TAPE作“JAZZ PARADOX”を体験するような感覚に近いような気がする! いやはや、こんな特異な人もいるんですね〜。出会えて良かったです、このスピネッタのCD。ジャケのオモシロさも、実際に手に取ってシールドを開封しないと分からない魅力満点です!

http://losapson.shop-pro.jp/?pid=13269548

Posted by ヤマベケイジ 21:18 | LOS APSON? | comments (x) | trackback (x)