虹のようにカラフルな7つのラーガ!!!!!!! インド古典音楽の新世代たちがエネルギッシュに挑む高度なジャム・セッション!!! バンスリとサントゥールという組み合わせで新風を巻き込んだ、ロヌ・マジュムダール&タルン・バッタチャリヤの「
NATURAL」。そして、北と南インドの音楽を融合させた革新的なアルバム、「
MANDALA」など、このところ斬新な展開をみせるインド古典音楽が話題を呼んでいます!!! 本作はそんなシーンの中で新星のごとく現れたインド古典ユニット、シャストリヤ・シンジケートのファースト・アルバムです!!! シャストリヤ・シンジケートは、シタール、タブラ、サーランギー(弓奏楽器)、バンスリ(横笛)というヒンドゥスターニー音楽(北インド音楽)の楽器とカルナーティック音楽(南インド音楽)の、ムリダンガム(両面太鼓)、ヴィーナ、ガタム(壺のパーカッション)、モルシン(鉄製口琴)を融合させたジュガルバンディというスタイルの音楽を奏でています。この二つの異なったスタイルの中に、お互いの共通点を見つけ、それぞれの個性を発揮しあうこのスタイルは近年のインド古典音楽でよく見受けられます。シャストリヤ・シンジケートもこのスタイルを踏まえながら、さらにセッションのような雰囲気を生み出しており、これまでにない新しいインド音楽世界観を繰り広げています!!! グループのリーダーであり、本作の殆どの楽曲の作曲を手掛けた、シタールの、プルバヤン・チャタジーと、ヴィーナのジャヤンティ・クマーレーシュは前述の「MANDALA」でも息のあった美しい演奏を披露しています。イギリスのSONGLINE誌で“トップ・オブ・ザ・ワールド”5つ星をもらったプルバヤンの滑らかで神聖なシタールのリズムと、ジャヤンティのまるでサラスワーティー(ヴィーナを持った弁財天)のように清らかで暖かい旋律はここにも健在です。この2人を中心とするメロディーラインに、インドの人間国宝、Pt.ハリプラサード・ チョウラシアの甥でもあるバンスリー奏者=ラケシュ・チョウラシア、歌うように優雅な演奏をみせるサーランギー奏者=ムーラッド・アリが色とりどりの音色をのせていきます。さらに、タブラのスブハンカール・バネルジー、ムリダンガムのパトリ・サティッシュ、パーカッションのパラマス・キランが素晴らしいコンビネーションで全体の土台となる豊かなリズムを作り上げています。この7人が揃って奏でる演奏は、まるで良質なジャム・セッションのようにテレパシックなエネルギー交換と高度な遊び心に満ちあふれています。それは、メンバー一人一人がインドの伝統的な古典を修得しつつも、ロックやクラブ・ミュージックなど沢山の音楽を自然と耳にしてきた新世代アーティストならではの柔軟性と鋭さを持っているからなのでしょう。
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