ロスアプソン店内にて朝田翔一郎の新たな作品展が開催中です!
-- 2023-10-19 Thursday
ロスアプソン店内にて作品を連続展示している朝田翔一郎の新たな作品展「刻む / carve a wound」がこの秋より始まっております。
お買い物の際に、ぜひとも観賞してみて下さい。よろしくお願いいたします!
この頃は版画のエッチングに憧れた。
硬質な線、紙の上に絵具がのっているのではなく紙と染み込んだインクとの一体感。
しかしプレス機を手に入れるのはハードルが高かった。
そこで紙にニードルで傷をつけインクを流し込むことを思いついた。
真っ白な紙にただ傷をつけている間は何も見えない。
しかしそこにインクを流し込むと途端に線が浮き上がる。
版画のように複製はできないが凹ませた部分(ネガ)が図(ポジ)になる点は同じだ。
時々、地震計のように自分の精神を紙に映し取るようにして描くことがあるが
このシリーズもそうなった。
紙はニードルで削られボロボロになり穴まで空いている。
しかしその時の自分が写っている写真の様なものでちゃんと記録になっている。
絵には何かを表現したり伝達するだけでなく
ただ生きていることの記録、その痕跡という側面もあると思っている。
(朝田翔一郎)
morning service presents
朝田翔一郎 作品展
Shoichiro Asada / 刻む / carve a wound
2023年10月9日(月)〜11月10日(金)
at LOS APSON?
※定休日:水曜
Shoichiro Asada
https://asadashou1984.wixsite.com/shoichiroasada
https://www.instagram.com/shou_asada/
morning service
https://www.instagram.com/morningservice_/
https://twitter.com/morning5ervice
お買い物の際に、ぜひとも観賞してみて下さい。よろしくお願いいたします!
この頃は版画のエッチングに憧れた。
硬質な線、紙の上に絵具がのっているのではなく紙と染み込んだインクとの一体感。
しかしプレス機を手に入れるのはハードルが高かった。
そこで紙にニードルで傷をつけインクを流し込むことを思いついた。
真っ白な紙にただ傷をつけている間は何も見えない。
しかしそこにインクを流し込むと途端に線が浮き上がる。
版画のように複製はできないが凹ませた部分(ネガ)が図(ポジ)になる点は同じだ。
時々、地震計のように自分の精神を紙に映し取るようにして描くことがあるが
このシリーズもそうなった。
紙はニードルで削られボロボロになり穴まで空いている。
しかしその時の自分が写っている写真の様なものでちゃんと記録になっている。
絵には何かを表現したり伝達するだけでなく
ただ生きていることの記録、その痕跡という側面もあると思っている。
(朝田翔一郎)
morning service presents
朝田翔一郎 作品展
Shoichiro Asada / 刻む / carve a wound
2023年10月9日(月)〜11月10日(金)
at LOS APSON?
※定休日:水曜
Shoichiro Asada
https://asadashou1984.wixsite.com/shoichiroasada
https://www.instagram.com/shou_asada/
morning service
https://www.instagram.com/morningservice_/
https://twitter.com/morning5ervice
Posted by ヤマベケイジ 14:43 | LOS APSON? | comments (x) | trackback (x)