工藤冬里のドローイング作品展「のようなだけ、みたいな最後に。」を開催します!
Maher Shalal Hash Baz(マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)やソロとしての音楽活動はもちろん、陶芸家としても独特の作品を作り続ける工藤冬里の展示を当店にて開催します!

今回の展示は、ドローイング作品を動画撮影したものを立体物に映写し、それを更にスマホで撮って編集した画面を展示するという凝った(?)内容で、兵庫県加西市のギャラリーVoidにて今年3月に開催されていたドローイング展「AI Joe」のメタ展示的内容とのこと(※下記に掲載している、今回の展示を共同プロデュースする牧野かよからのメッセージを参照)。

絵画や陶器作品等の販売はもちろんのこと、アイラ島ウィスキー6種を冬里さん制作の“ショット器”で飲み比べするという、“アイラ島フェス”と称した同時開催企画も予定されております!ぜひとも、お越し下さい。

工藤冬里展
「のようなだけ、みたいな最後に。」

2023年11月19日(日)〜12月17日(日)
at LOS APSON?
※定休日:水曜

“AI Joe”として工藤冬里自身がAIとなり、2000年まで住んでいたイギリスの文房具チェーンWHSmithの青鉛筆で描いたドローイングは、加西Voidで展示された。その行為は開催後も毎日続き、描くスピードは日に日に増し、

のようなだけ、みたいな最後に。

となる。

ライフワークである“伝達”という行為、それは、“sweet inspiration”と彼が呼ぶ浮かんだメロディーを鼻歌でガラケーに録音し、伝え、演奏してもらい、それをマヘル・シャラル・ハシュ・バズが演奏したアルバム「ガラ刑」、それを逆にした「je est un autre」、コロナ渦でライブができなかった期間のsweet inspirationをマヘルが演奏、それを工藤がピアノで弾くという、逆ガラ刑の更に逆ともいえる音源は「Pandemicy Pieces」という3枚組のCDになり、2023年12月アイルランドのKRIM KLAMからリリースされる。

今回のドローイングの展示は、工藤の伝達というテーマに基づき、ドローイングをiPhoneのLive Photosで撮影し画面収録で動画化、それをフライングタイガーの映写機で立体へ映写し、それを更にスマホで撮って編集していったが、伝わらなさとピンポンの手法が入り乱れたロスアプソンらしい展示だと、わたしは思う。
(牧野かよ)

LOS APSON?
東京都杉並区高円寺南4-3-2 三光ビル1F
Tel:03-6337-1595
https://www.losapson.net/

Posted by ヤマベケイジ 16:04 | LOS APSON? | comments (x) | trackback (x)