《21》SUN RA ARKESTRA / LIVE AT PIT-INN TOKYO, JAPAN, 8, 8, 1988
SUPER FUJI DISCS / DIW PRODUCTS GROUP (JP)
1988年8月8日に新宿ピットインにて行われたサン・ラ・アーケストラ来日公演を収録した同年リリースのアルバムを、マスターテープからの最新マスタリングで拡大版2CDと編集盤LPでリイシュー!
《22》Thee HEART TONES / Forever & Ever
BIG CROWN (US) / BARRIO GOLD / MUSIC CAMP (JP)
チカーノ/ローライダー・オールディーズの伝統を継承する若きR&Bグループの1stアルバム!
《23》THEE MARLOES / PERAK
BIG CROWN (US) / BARRIO GOLD / MUSIC CAMP (JP)
インドネシア/スラバヤから登場した、新世代ソウル/ファンク・ジャズ/アジア発オルタナティヴ・ポップスなど多彩な魅力を散りばめた新世代3人組R&Bバンドのデビューアルバム!
《24》SUN ELECTRIC / Live at Votivkirche Wien
arjunamusic (GER) / ritmo calentito (JP)
1996年にオーストリア/ウィーンの教会で行われたライブ音源!四半世紀以上前に作られたものでありながら、すべてが現在進行形のエレクトロニック音楽とパーフェクトにリンク。
《25》V.A. / TRANSONIC COMPACT DISC 01
TRANSONIC (JP)
日本の90年代テクノを代表するレーベル、TRANSONIC RECORDSの正式復活第1弾コンピ!伝説の日本のトラックメイカー達による、現在のテクノ・アルバム!
《26》V.A. / bUGER
A NiCE FORM (JP)
様々なジャンルのアーティストによる通常の作風とは一線を画す未発表の“バグい!”作品を集めた異色のコンピレーションアルバム!
《27》Masahiko Okura / Naoto Yamagishi / Fumi Endo
Meenna / Ftarri (JP)
大藏雅彦、山㟁直人、遠藤ふみの3人による引力と斥力がせめぎあうサイレントフリージャズ。
《28》NASCA CAR / ACID 3 (デラックスバージョン2枚組CD)
NASCA CAR Recordings (JP)
ダンスミュージックとニューウェーブの交差点にそそりたつ道祖神!ナスカ・カーの活動30周年記念盤!
《29》toru yamanaka & teiji furuhashi / DUMB TYPE THEATERのリイシュー2作品
conatala (JP)
ダムタイプの最初期、ダムタイプシアター時代の公演のために山中透と古橋悌二が製作したカセットブック作品がアナログLPリイシュー!日本のミニマル~アンビエント・ミュージックとパフォーマンス・アートの重要な接点として歴史に刻まれるべきもの。
《30》フラワー・トラベリン・バンドとオートバイ50台、他 / 大阪万博お祭り広場・夜のイベント ビームで貫通
EM RECORDS / OMEGA POINT (JP)
1970年大阪万博の最強(最悪)黒歴史!フラワー・トラベリン・バンドの演奏にオートバイ50台の爆音+電子音がコラボした衝撃音源!
2024年8月7日に開店30周年を迎えたロスアプソンは、7月に渋谷WWWにて開催したイベント「YOSHIROとLUVRAW with GOLD DAMAGE」を皮切りに、東高円寺U.F.O.CLUBにて8月に某アーティストを招いてのシークレットライブ、続いて9月に「高円寺DDM」、11月にDOMMUNEにて「DAMAGEXPRESS #11 SPECIAL!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! with MERZBOW」、そして間に挟んだ数々の30周年記念絡みのイベントや展示等で、なんとかライフサヴァイヴ&サーフして参りました。
海外からお越しになるお客様もだいぶ増えてきて、ロスアプソン店内はコロナ渦以降どこの国なのかわからない、異国情緒満点の人間交差点ディグり場となっております!
アナログ盤の価格高騰の為、新品LPや7インチEP等がお客様に中々手を出してもらえず、新譜の配給に苦戦しましたが、SNS上では全く気配を感じられないであろう(?)熱心な音楽ファンの中古盤アイテム購買熱(海外のお客様も、新品アナログ盤の価格が高過ぎと感じられた為か思考変換したようで、CDも新品/中古に関わらずお買い上げ頂けるようになってきました!)に非常に助けられた1年でもありました。
2025年は、更に音楽史に残り、そして埋もれている素晴らしい音源をも、ドキドキやウキウキ、ウフフやルルル、ギョギョギョやゲゲゲ(一言で表すならビビビ!ですね♡)といった感覚を誘発してくれるような出会いを求めてやっていこうと思っております〜〜〜。
それでは、2024年のトップ10をザザザッと紹介して参りましょう!
《1》今年の1位には、2024年度のどの新譜作品よりロスアプソン的に重要だと認識する当店定番のdom「edge of time」を堂々選出!!! この演奏外演奏と編集による、聴く度に謎の深まる空間構成をこれからも吟味していこうと思います!
《2》不知火/360°records等からリリースされた様々なフリージャズ人脈でのセッションや、ZERO GRAVITYからリリースされた電子音楽作品等で記憶されているジャズ・ベーシストの菊地雅晃が率いる、エッジ偏執的センスのサイケ・ダブ・エクスペリメンタル・フュージョン・ユニットのアルバム!
《3》コロナ渦からの解放の生を謳歌したような2024年作「PHASOR」よりも、なんだか気分的にコロナ渦中の2021年にリリースされたこちらが店内ではよくかかりました。ファジー・メロディック・ソウルにチル・アンビエントな要素を掛け合わせた永遠に聞けるヤツ!現在の4ADからリリースというのも驚きでした。
《4》GROUPのメンバーであるKENJIのフルート、ORIEのチェロを中心とした、たおやかな音色が幾重にも折り重なり、清澄な余韻を残す8篇の調べ。京都の茶問屋、宇治香園“Tealightsound”からのリリース作!
《5》現代の世の中の“カワイイ”ムードをチルアウト・ラウンジ・サウンドに落とし込んだような、ニュージーランド出身で現在は豪メルボルンを拠点に活動しているプロデューサー、ルビー・ケルコフのソロ・プロジェクトNice Girlのアルバム。ドイツの気鋭レーベル、PUBLIC POSSESSIONの中核アクトの一人!
《6》2024年前半の店内ではとにかく、3位に選出したHelado Negro「FAR IN」と、こちらのカナダ/トロントのシンガーソングライター&ギタリストであるeric chenauxの2作品がよくかかっていました。サン・ラ、チャーリー・パーカー、セロニアス・モンク等に影響されたという独特なバランスのソロ・パートもオモシロい!
《7》「Ghost Riders」や「Sky Girl」等、良質なコンピレーションをコンスタントに手掛けてきたオーストラリアの新頼センスなレーベル、Efficient Spaceからリリースの知られざるアマチュア・アーティストのインディペンデント盤/自主制作ものと思われる驚きのディスカバリー作品。フォーキィ、アコースティック、メロウでリラクシン、素朴でジワリ沁みるセピア色のベッドルーム・ポップが満載!
《8》「White Horse」や「Sunshine Reggae」のヒットで知られるデンマークのデュオ・ユニットLaid Backによるカバー・アルバム。ビートルズ、ジミヘン、ヴァン・モリソンからまさかのクラシックまで!ベテランならではの妙味がジワるナイス企画作!
《9》CROSSBRED/SYNTH SISTERS/Kruispunt等で活動するシンセサイザープレイヤーMAYUKoが2024年にリリースした自身初のソロアルバム!音楽でするべき事を信じるプレイヤー達の“音楽を超越したバイブス”の美しい採集と構成でパッケージングされた、2024年度マスト・チェックな世界レベル天女系の一枚だと思います。
《10》これは衝撃でした!古代マヤ文明発祥の地であるグアテマラのサン・ルーカス・トリマンという山村にて、葬送曲や地元の行事の時に演奏していたというバンド、The San Lucas Bandによる1974年録音の音源!
※DJ MIX作品や売れ筋アーティスト達(メルツバウやヘア・スタイリスティックスやインキャパシタンツや工藤冬里等)の関連作品は、当店の定番・特別枠扱いとなりますので、くまなくチェックをよろしくお願い致します!
[2024.12.23.]
2024年12月24日(火)に、幡ヶ谷FORESTLIMITにて「2024年にLOS APSON?がビビビっ!ときた作品の年間30選チャート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 発表会」を開催いたします!今回のベストに選んだ作品を大音量でプレイしながら、ゲスト等も交えて解説トーク!後半はDJタイムも有り!当店の開店30周年記念イベントの締めくくり(?)&クリスマスパーティー&忘年会も兼ねておりますので、ぜひとも会場までお越し下さい!!!