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《21》Riki Hidaka, Jim O'Rourke, Eiko Ishibashi / 置大石

STEREO RECORDS (JP)

3人によるスタジオセッションで、互いの音を相対化させながら紡がれた音楽。


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《22》MOCKY / OVERTONES FOR THE OMNIVERSE

HEAVY SHEET PRODUCTIONS (US) / WINDBELL (JP)

米ロサンゼルスで最初のロックダウンが始まる僅か数日前に16人のミュージシャンが一同に会した二日間の記録。


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《23》HANNODA TAKUの2021年リリースの3作

Achion (JP)

関西出身のユニークなインプロヴァイザー、半野田拓がコロナ禍に録音した大量のトラックを連続リリース!ギター、シンセ、サンプラーを駆使した、楽器のミラクルな音層、弾けるような感性が光る音楽が素晴らしい!


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《24》Felix Hessの「Frogs」シリーズ3作

Basic Function (JP)

オランダ人サウンドアーティストのFelix Hessが80年代初頭から2000年代初頭にかけてリリースした世界中のカエルの鳴き声を収録した「Frogs」シリーズから作家本人がセレクトしたベスト音源!


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《25》SUGAI KEN / 必ず喫茶時にお聴き下さい。

宇治香園 (JP)

京都の老舗茶問屋の宇治香園が贈る“Tealightsound”シリーズ最新作!どこまでも深く、そして日常にマジカルを呼び込む特別なお茶のような効能を発揮する作品!


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《26》Orchestre Tout Puissant Marcel Duchamp / We're OK. But we're lost anyway.

BONGO JOE (CHE)

ミニマリズムとダイナミズムが焦燥感をクールに煽り、プリミティヴなリズム隊と醒めた女性ヴォーカルの対比の渦中を群衆的なコーラスとパーカッシヴに走る曲調で、見知らぬ光景を駆け抜けるようなスリリングさに満ちています!


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《27》頭士奈生樹 / For My Friends' Sleep

NEUREC (JP)

2008年に完成していた“眠る時に聴いて欲しい音楽”が、マスタリングを経て遂にリリース!


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《28》NTsKi / Orca

EM RECORDS (JP)

京都を拠点に活動するNTsKiの1stアルバム。2016年から2021年にかけ、NTsKiがセルフプロデュースしてきた9曲とリミックス1曲をコンパイル。


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《29》山/完全版 / Strangers' immune

藪蛇レコーズ (JP)

京都を拠点に活動するユニット、山/完全版の2019年リリースの1st CD-R作品。


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《30》CHOLA ORANGE / TOKYO SUNSET

CHOLA ORANGE PRODUCTIONS (US)

トークボックス、エレピ、ヴァイブなども駆使したファンク~ジャズを濃厚に内包するコズミックなクロスオーヴァー・サウンド。


 

 

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新型コロナウイルスの気配も少しずつ薄れてきているように思われるのですが、まだまだ油断のならない状況が続いています。STAY HOMEな習慣にも慣れ(?)、「こうやって歩行の減退が促進され足がなくなっていくのか…」と未来に思いを馳せたりした2021年、皆さまはどんな音楽体験をしてきたのでしょうか。

《1》2021年、繰り返し店内プレイされた飽きることのない名編集盤!「私は小さな機材で録音することを始めました。今は16トラックのミキサーがあります。そして電子ドラムも。これはフルオーケストラの印象を与えることができます。驚くべきことに、昼夜を問わず好きなだけ自由にミュージシャンを使うことができるのです。」…このアンリ・サルヴァドール本人のコメントが全てを物語っています。

《2》ジョン・ケージの「フォンタナ・ミックス」を高速アップデートしたような「等身大XXX」も独走ブッチギリでしたが、やはり2021年ロスアプソン・メモリアルは、こちらの「止まらなガール」です!このアルバムから、DOMMUNEにて配信された当店の番組「LOS APSON? 27th Anniversary "DAMAGEXPRESS" #10 SUPER SPECIAL」でもDJプレイしまくったり、ロスアプソン店主・山辺の個展「beyond the sexy girl」へ至るビビビ・インフルエンスもあったりで、大変刺激になった作品です。

《3》ロスアプソンの最重要アイドル!渡邉浩一郎による世紀の奇盤「まとめてアバヨを云わせてもらうぜ」に続く1977年と80年代前半の未発表音源が、遂にこの世に拡散!永遠に聴けるトラップだらけの音楽迷宮館。まだ相関図「まだ縁起」も探してYOチェックです!

《4》これは当店の西新宿時代に、オリジナルのSAHKO盤を少し入荷してみたらスゲ〜お気に入りで、「よっしゃ!気合い入れて売るぞーーー!」って思ったら、レーベル側にもうストックが無かった未練たっぷりの脱力名盤が、2020年に復刻されてました〜!安定の独bureau bからのリイシューなので、しばらく在庫確保はできるかと思います。

《5》ロスアプソン2021年度ワールド部門の大スイセン盤!このヤミツキ度はハンパありませんでした。一度店内プレイが始まると無限ループ状態になって、よく異国トリップしたものです。アフリカ~アラブ~インド洋のテイストが絶妙に入り混じった、コクがあるのにクドくない中毒性の高いサイケ・ターラブの世界を是非ともご堪能下さいませ。

《6》「ロスアプソンで昔から売ってなかった?」という妄想を抱いてしまった逸脱名盤!ユートピア・ヴィジョン渇望ゆえの辺境感覚への接近が顕著で、オブスキュア&クール・ドープ感が満開です。当店が初期から欲していた“FAR OUT”ゾーンが見事に結実していて、拍手を送るしかありません。

《7》西新宿時代の当店のみで限定200枚のCD-Rで販売され、完売となっていたENITOKWAの幻のトラック集が、ドイツ/ベルリンの新興レーベルFuture Friendより「Re-Promo.」として二枚組アナログ12インチ盤でリイシュー!これは、メデタイと言うしかありません!エニさんおめでとう!

《8》「まるで2021年のコロナ禍の世に放たれるべく秘蔵されていたかのような、ポストパンデミックな“音泉”が世紀を跨ぎ遂に御開帳!!!!!!! いま、人類にとって必要不可欠なのは、変異株にも効くワクチンの接種と、故・ヘンリー川原の源泉を両耳から魂に直接かけ流す行為だ!!!!!!!」(宇川直宏)

《9》もっともっと話題になるべき作品!このアルバムは来年も推しであることにマチガイない!現代過剰情報処理能力を身に付けた人間達のためのダンスミュージック。このアルバムを何度も聴いて生まれてくるグルーヴ感は、意外にも(?)脳BRAINの諸作とのパラレル近似性を垣間見たり…。

《10》やっとやっとの再発で嬉Pーーー!!! とにかくこのアルバムは、大名曲「SNAPPY TURNS」が入っているんだから“買い”なわけですよ!人間味溢れる演奏とマーク・ペリーの鼻声で斜め昇天!嗚呼…。スメグマも真っ青!?のズンドコ・オルタナ・ロック「I Live - He Dies」を収録したEP音源をボーナス収録。

※DJ MIX作品や売れ筋アーティスト達(メルツバウインキャパシタンツヘア・スタイリスティックス虹釜太郎等)の関連作品は、当店の定番・特別枠扱いとなりますので、くまなくチェックをよろしくお願い致します!

(LOS APSON?店主・山辺圭司)
[2021.12.27.]

LOS APSON?

2021年12月28日に幡ヶ谷FORESTLIMITにて開催した「2021年にLOS APSON?がビビビっ!ときた作品の年間50選チャート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 発表会」でも、今回の年間ベスト選出作品について解説しておりますので、是非ともご覧下さい!!!