《41》GILSONのリイシュー3作
SouffleContinu (FRA) / ritmo calentito (JP)
フランスの奇才ピアニスト、ジェフ・ギルソンが自身のレーベル「パーム」に残した、マダガスカルの伝統とスピリチュアルなジャズ・サウンドの融合を目指したレア・アルバム3作「MALAGASY」「madagascar now」「AT NEWPORT-PARIS」の再発。
《42》V.A. / Kalab Mixed Myanmar #1
ROLLERS Recordings (JP)
Shhhhhの呼びかけで、ミャンマーの民族音楽を国内外のアーティスト達がリミックス!
《43》Izumi Hirakawa / mother water
円盤 (JP)
札幌在住の女性シンガー、平川いずみの初録音盤をアナログ10" LP化。
《44》INOYAMALAND / Trans Kunang
ExT Recordings (JP)
「幻の観光地BGM」をテーマにした5thアルバム!
《45》DON TIKI / HOT LIKE LAVA
Aloha Got Soul (US)
どこか知らない架空路地に迷い込みながらもドキドキな感じで散策しているようなワクワク音楽!
《46》BONGA JEAN-BAPTISTE / BOULA
Buda Musique (FRA)
ブードゥーの伝統を受け継ぐ家系に生まれたハイチ出身のマスター・ドラマー、“ボンガ”・ジャン=バティストがルーツに回帰したハイブリッド・ブードゥー作!!!
《47》NAIR MIRABRAT / JUNTOS AHORA
Little Butterfly (URY) / MUSAS (JP)
ウルグアイ出身のギタリスト/作曲家のマルティン・イバラを中心としたグループ、ナイール・ミラブラットのアルバム。
《48》V.A. / The Key to Our Loveシリーズ
SYMPHONICAL (UK)
ローライダー・オールディーズのコレクターを唸らす60~80年代アンダーグラウンド系ソウルを収録したコンピレーションアルバム!
《49》Sauveur Mallia / Space Oddities 1979-1984
BORN BAD (FRA)
まんまDAFなナンバーや極上チル・バレアリックなサウンドがてんこ盛りで、昇天寸前!
《50》開沼博 / 選別と解釈と饒舌さの共生
Letter To The Future (JP)
福島第一原子力発電所の構内を、社会学者の開沼博がフィールドレコーディング。Hair Stylisticsによる17分を超えるリミックスも収録。
新型コロナウイルスの気配も少しずつ薄れてきているように思われるのですが、まだまだ油断のならない状況が続いています。STAY HOMEな習慣にも慣れ(?)、「こうやって歩行の減退が促進され足がなくなっていくのか…」と未来に思いを馳せたりした2021年、皆さまはどんな音楽体験をしてきたのでしょうか。
《1》2021年、繰り返し店内プレイされた飽きることのない名編集盤!「私は小さな機材で録音することを始めました。今は16トラックのミキサーがあります。そして電子ドラムも。これはフルオーケストラの印象を与えることができます。驚くべきことに、昼夜を問わず好きなだけ自由にミュージシャンを使うことができるのです。」…このアンリ・サルヴァドール本人のコメントが全てを物語っています。
《2》ジョン・ケージの「フォンタナ・ミックス」を高速アップデートしたような「等身大XXX」も独走ブッチギリでしたが、やはり2021年ロスアプソン・メモリアルは、こちらの「止まらなガール」です!このアルバムから、DOMMUNEにて配信された当店の番組「LOS APSON? 27th Anniversary "DAMAGEXPRESS" #10 SUPER SPECIAL」でもDJプレイしまくったり、ロスアプソン店主・山辺の個展「beyond the sexy girl」へ至るビビビ・インフルエンスもあったりで、大変刺激になった作品です。
《3》ロスアプソンの最重要アイドル!渡邉浩一郎による世紀の奇盤「まとめてアバヨを云わせてもらうぜ」に続く1977年と80年代前半の未発表音源が、遂にこの世に拡散!永遠に聴けるトラップだらけの音楽迷宮館。まだ相関図「まだ縁起」も探してYOチェックです!
《4》これは当店の西新宿時代に、オリジナルのSAHKO盤を少し入荷してみたらスゲ〜お気に入りで、「よっしゃ!気合い入れて売るぞーーー!」って思ったら、レーベル側にもうストックが無かった未練たっぷりの脱力名盤が、2020年に復刻されてました〜!安定の独bureau bからのリイシューなので、しばらく在庫確保はできるかと思います。
《5》ロスアプソン2021年度ワールド部門の大スイセン盤!このヤミツキ度はハンパありませんでした。一度店内プレイが始まると無限ループ状態になって、よく異国トリップしたものです。アフリカ~アラブ~インド洋のテイストが絶妙に入り混じった、コクがあるのにクドくない中毒性の高いサイケ・ターラブの世界を是非ともご堪能下さいませ。
《6》「ロスアプソンで昔から売ってなかった?」という妄想を抱いてしまった逸脱名盤!ユートピア・ヴィジョン渇望ゆえの辺境感覚への接近が顕著で、オブスキュア&クール・ドープ感が満開です。当店が初期から欲していた“FAR OUT”ゾーンが見事に結実していて、拍手を送るしかありません。
《7》西新宿時代の当店のみで限定200枚のCD-Rで販売され、完売となっていたENITOKWAの幻のトラック集が、ドイツ/ベルリンの新興レーベルFuture Friendより「Re-Promo.」として二枚組アナログ12インチ盤でリイシュー!これは、メデタイと言うしかありません!エニさんおめでとう!
《8》「まるで2021年のコロナ禍の世に放たれるべく秘蔵されていたかのような、ポストパンデミックな“音泉”が世紀を跨ぎ遂に御開帳!!!!!!! いま、人類にとって必要不可欠なのは、変異株にも効くワクチンの接種と、故・ヘンリー川原の源泉を両耳から魂に直接かけ流す行為だ!!!!!!!」(宇川直宏)
《9》もっともっと話題になるべき作品!このアルバムは来年も推しであることにマチガイない!現代過剰情報処理能力を身に付けた人間達のためのダンスミュージック。このアルバムを何度も聴いて生まれてくるグルーヴ感は、意外にも(?)脳BRAINの諸作とのパラレル近似性を垣間見たり…。
《10》やっとやっとの再発で嬉Pーーー!!! とにかくこのアルバムは、大名曲「SNAPPY TURNS」が入っているんだから“買い”なわけですよ!人間味溢れる演奏とマーク・ペリーの鼻声で斜め昇天!嗚呼…。スメグマも真っ青!?のズンドコ・オルタナ・ロック「I Live - He Dies」を収録したEP音源をボーナス収録。
※DJ MIX作品や売れ筋アーティスト達(メルツバウやインキャパシタンツやヘア・スタイリスティックスや虹釜太郎等)の関連作品は、当店の定番・特別枠扱いとなりますので、くまなくチェックをよろしくお願い致します!
[2021.12.27.]
2021年12月28日に幡ヶ谷FORESTLIMITにて開催した「2021年にLOS APSON?がビビビっ!ときた作品の年間50選チャート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 発表会」でも、今回の年間ベスト選出作品について解説しておりますので、是非ともご覧下さい!!!