FREMEAUX & ASSOCIES (FRA)
孤高の天才ピアニスト、セロニアス・モンクの1961年4月16日の二枚組パリ・ライブ、最高ーーーですっ!!! 既に音楽の大海に包まれていることを実感。
Dub Store (JP)
ジャマイカが誇る国宝級ギタリスト、アーネスト・ラングリンが誘う極上のインストルメンタル・ワールド。
MELOPEA DISCOS (ARG)
リト・ネビアとジャズ・ギタリスト、ヴィクトル・ビリオーネのユニットZe Renatoが1992年に録音した、南米哀愁ファンタジック・メロディーが咲き誇るオススメ作!!!
BONGO JOE (CHE)
レユニオンやモーリシャス、セーシェルといったインド洋に浮かぶアフリカの離島が生んだクレオール・ミュージック、1970年代の音楽スタイル“セガ”を中心にセレクト・コンパイルした、いなたくユル・ダンサブルなチープ・ハイブリッド感を醸し出すオススメ作!!!
windbell (JP)
真にヴィジョナリーでアンビシャス、プリミティヴでイマジナティヴ、本年度最重要作の一枚に選ばれるであろう恐るべきアルバム。
MUSIC CAMP (JP)
日系/アジア系アメリカ人たちの体験、ヒロシマ・ナガサキ、そしてラヴ・ソングなどを題材に、70年代のカリフォルニアらしいダウンホームなサウンドで歌い上げた、歴史的価値も高い重要作品!
Creole Stream Music (JP)
1984年リリースの、完全無欠の自主制作AORアルバム!全てがAORファンにはどストライクのシティ・ポップ・チューン。
FREMEAUX & ASSOCIES (FRA)
こ、こ、これはある意味危険です!情感音楽の源に辿り着いてしまった感ハンパありませんっ!!! 男女の黒人ソリストが1909年から1948年までに録音した霊歌(ゴスペル)のピュアっピュアなエナジーを確認できる、歌の本質に迫っている強力磁場的な内容のグレート2枚組CD!!!
nato (FRA)
フランスの奇才ドラマー、ジャック・トロによる、1996年に仏natoからリリースの不思議な聴き心地の作品。気持ちの微妙なヒダを綱渡るリンボー・ジャズとも呼べる?仮想ノスタルジックな内容だと思います。
SUPER FUJI DISCS / DIW PRODUCTS GROUP (JP)
アンダーグラウンドシーンの重要人物DEKUが地元・高松で活動していたパンクバンドあるいは概念のみとしての“ビニール解体工場”の、膨大に残された1980年前後の音源を、宇川直宏の監修で編集した2枚組。
刻々と音楽を聴く状況が変化する様を肌身で感じつつ、飽和した現状をどう楽しんで行くか、乗り切って(サーフして)行くかを探った2016年でありました。飽和には更に快楽的な音エキスを投入し、バターのようにトロ〜〜〜リと溶かしたムードを注入した“仮想パラダイス”を目論んだ当店推奨の「高円寺バレアリック」アイテムは、ご確認頂けましたでしょうかっ!?
その代表的なリリースが、1位に選出したマーク・バロットによる2ndアルバムです。聴けば聴く程に虜になり、快楽ゾーンを抜けた先まで予感させる(?)、上質チルアウト・メランコリックなメモリアル作だと思います。
2位は、衝撃の黒潮の流れを認識できる、伝承が途絶えてしまった祭祀「久高島イザイホー」の最後の記録。これは、今後ゆっくり&じっくりと伝播(海外にも)していくべき音源。
3位は、15年ぶりのフルアルバムをリリースしたエニトクワ。こちらは、アンビエント/ドローンの領域を突破した祈りのようなバイブス。
4位は、アルゼンチン・ロックのプライベート・コア結晶名盤「KAMIKAZE」も再発された、スピネッタの未発表音源。あの声が拝める(聴ける)だけで至福。
5位は、ロングセラーを続け、高円寺ご近所の居酒屋でも評判の「I'm Just Like You: SLY'S STONE FLOWER 1969-70」。これはホント飽きない。酒がすすむね。
オリジナルジャケットで国内再発された6位のGRUPO LOS YOYIも快挙!DISCO CARAMBAの素晴らしい仕事です。
7位は、イビサ島で最初のチルアウト/ラウンジDJとして数々の伝説のビーチパーティーを繰り広げたホセ・パディーヤによる最新作。快楽指数マックスの要チェック作です!
アナログ音質の豊かさ、それに負けない内容の素晴らしさでターンテーブルを回す楽しみを実感させる8位の、ヴィンセント・ムーンのペルーをテーマにしたフィールド・レコーディング作も記憶に染み入る一枚。
9位のカタルーニャの牧歌アシッドフォーク重鎮!シサの2ndは、スパニッシュフォーク/ロック探索の入り口。ここから先のバレアリックに通ずる音道の彷徨いは、店主的にワクワクの連続でした!
10位は、思いがけない出会い(?)でハマった、ペルー出身のカナク・イ・エル・チグレの2nd。オルタナティヴ感と南米哀愁が解け合い、ユニークなエモーションを発露しています。
ちなみに、2016年の一番記憶に刷り込まれた一曲は、坂本慎太郎×VIDEOTAPEMUSICによる「バンコクの夜」12インチからの「夢で見た町」です。
P.S.:ロスアプソンの売れ筋アーティスト達、メルツバウやヘア・スタイリスティックス、うっど漫まん a.k.a. WOODMAN関連、GRUX関連、虹釜太郎関連、あおやままさし関連、「生き物万歳!」コーナー、SAMPLESS等は、当店の定番・特別枠扱いとなりますので、くまなくチェックをよろしくお願い致します!