Los Anos Luz Discos (ARG)
1993年にカセットテープのみでリリースしたアウト・オブ・キーすれすれのオブスキュア・フォーキー・ボッサ!!! 洒落たカフェでかかるようなボッサではないですが、この素朴でピュアなメランコリアはウルグアイ独特の世界で中毒性があります。
SUTRO PARK / Mississippi (US)
27歳の若さでこの世を去り、その特異な脱力的唱法でカルトな人気を誇るアラン・ウィルソンのあの声がたっぷりと堪能できるアナログ盤!
perro andaluz EDICIONES (URY)
ウルグアイの重要な作曲家/歌手/ベーシストで、エドゥアルド・マテオも在籍したEL KINTOへの参加を経てソロ活動をするウルバーノ・モラエスの2016年作!フワフワなのに密室的なムードも漂う不思議な心地よさを誘うサウンド・メイクに身も心も奪われます!!!
URBAN VOLCANO SOUNDS (JP)
耳残りの良い(酔い)KEN KENが歌う、今年マストなAORブギー・ナンバー!!!
helmi levyt (FIN)
フィンランド/ヘルシンキ在住のマルチ・コンポーザー、ヤーコ・エイノ・カレヴィの2010年リリースの名作2枚組シンセ・ポップ・アルバムの2016年再発盤!!!
EL FOLCLORE PARADOX (JP)
サンパウロのパーティ・コレクティヴ〈VOODOOHOP〉のコンピレーション12インチアナログ盤2枚組!!!
CORBETT VS. DEMPSEY (US)
正にジャケット・アートワークまんまの、たおやかなスペーシー集団ジャズ炸裂するサン・ラ・ワールドをどっぷりと堪能できる、1973年リリースの逸品内容作!!!
FREMEAUX & ASSOCIES (FRA)
デューク・エリントン率いる楽団による1958年の10月〜11月にかけての完成された音楽形態を確認できる、遺産パリ・ライブ音源!!!
Susan Lawly (UK)
イギリス的な(?)独特な倒錯系ダンディズムで、パワー・エレクトロニクスなるジャンルまで打ち立てたWHITEHOUSEの1980年にリリースされた1st!!! 異端の音楽史トップ・エントリー作!!!(※2017年CDリイシュー)
SMALLTOWN SUPERSOUND (NOR) / calentito (JP)
ノルウェーを代表する二人の初共作アルバム!
“音悦楽”の果てを彷徨う「高円寺バレアリック」モードからの脱却は、なかなか難しいものです。。。キビシーーーっ現状からの脳内仮想エスケープは、秘めたスピリットを保つための安住の地探しでもあります!
そんな通過期を噛み締めながらの〈Vintage Music〉や〈FREMEAUX & ASSOCIES〉の膨大なカタログに挑むライフ・サヴァイヴ(サーフ)を主流とした2017年でありました。みなさんは、どんなミュージック・ライフな一年だったのでしょうか?
それでは、チャートの上位を紹介して参りましょう!!!
《1》
ということで1位に選出したのは、膨大なカタログ数を誇るスペイン/バルセロナ発のレーベル、Vintage Musicのカタログから厳選した2017年入荷のアイテム群です!!! 埋もれた偉人達と、ご当地名人探索の結果をゼヒとも試してみてください!
《2》
こちらも探索に余念がない、仏FREMEAUX & ASSOCIESからのメモリアル再発見作!!! 当時の濃厚な空気感が蘇るタイムスリップ感がハンパない激推し二枚組です!
《3》
2017年で一番トバされた最新ロック形態がこのモンストロメリーの1stです!!! ロックが培ってきた醒めたドライブ感を、現代的構築音空間処理で聴く者を引き込む、不思議エナジー炸裂な内容作!
《4》
ブラジル発の〈Voodoohop〉クルーとも共振する、南米エクアドルを拠点とするニコラ・クルース。スローモーなビートを中心に、南米センティミエントなメロディー&トーンで、淡く美しくサイケデリックに染め上げる手腕は、注目するべきセンス!
《5》
「高円寺バレアリック」探索で出会ったUK発のレーベル、SECRET LIFEからのコンピレーション一作目!!! このレーベルの作品は全部オススメなので、仮想楽園ゾーンへ向かいたいリスナーはマスト・ゲットですよ!
《6》
ロスアプソンの西新宿時代を回想させた、この珍妙アイテムは見逃せませんでした!中米グアテマラ出身の実験音楽家、エミリオ・アパリシオが1970年代初頭に残したレア音源をディグりコンパイルした、世に広める使命感がスパークしたアイテム!!!
《7》
スペインのマヨルカ島出身のギタリスト/ソングライター、ジョアン・ビビローニとの出会いも「高円寺バレアリック」探索の成果!!! 現代AOR復興モードともリンクした、数々の名曲を生み出した、もっともっと認知されるべきアーティストだと思います!
《8》
1980年代に活動したリズムボックス入りUKインディー・バンド、ヤング・マーブル・ジャイアンツを連想せずにはいられなかったスペイン/バルセロナのコウ・ケリ・コウ。脱力エスノ・ネオアコ(?)的、中毒性の高いアルバム。
《9》
韓国のスケーター/ミュージシャンetc.のユンキーの今作も中毒性が高い!激ユル脱力フォークの極みで、ロスアプソン的にはプッシュするしかないストライクゾーンなオススメ盤!!!
《10》
Dub Store Recordsからのロックステディ再発群もどれも素晴らしかったです!聴けば聴くほど、ほんのり心満たされるバイブスを発するジャマイカ音楽至宝の再プレゼンに拍手!!!
ちなみに個人的な2017年入魂の一曲は、今回のチャートの14位に選出した、URBAN VOLCANO SOUNDS「さめた気分のブギー」でした!(東高円寺GRASSROOTSの20周年記念イベント最終日に、私一人で一晩に7回かけたらしい…)
P.S.:ロスアプソンの売れ筋アーティスト達、メルツバウやヘア・スタイリスティックス、うっど漫まん a.k.a. WOODMAN関連、GRUX関連、虹釜太郎関連、あおやままさし関連、「生き物万歳!」コーナー、SAMPLESS等は、当店の定番・特別枠扱いとなりますので、くまなくチェックをよろしくお願い致します!